学力向上の具体策などで意見交換

Kyoto Shimbun 2007年6月12日(火)
政府・教育再生会議委員の3人
 政府の教育再生会議委員を務める川勝平太・国際日本文化研究センター客員教授と門川大作・京都市教育長、陰山英男・立命館小副校長がこのほど、京都市中京区の京都新聞社で今月1日に出された第二次報告などをテーマに話し合った。学力向上の具体策や「徳育」の是非、教育格差の解消への道筋などについて意見を交わした。

 「ゆとり教育」見直しの一環として、学力向上策に盛り込まれた授業時間数の10%増について、陰山氏は「5日制を転換すると、次の政策への求心力を失う危険性があった。現行の枠組みで現場の意識を変えるきっかけになる」と評価。門川氏は京都市立の小、中で年度内に全校10%増となる見通しを示し、「どの子にも学力をつけるには時間数は大事だ。ただ、ペーパー試験だけで学力をみるのは日本の教育を危うくする」と話した。

 「徳育」については3人とも「教科化はやむなし」との見方を示し、川勝氏は「全教科を通じ、自分が役に立つ人間になることを確認する時間。徳育が大事だと示すには教科に引き上げることが必要だった」と、再生会議の議論を振り返った。

 また、陰山氏が「再生会議が招集される背景となったのは格差問題」と指摘したのに対し、門川氏は「格差解消のため、親も地域も企業も大学も当事者意識を持つべき」と提起し、川勝氏は「学校間格差の頂点にある東京大の在り方を再考すべき」との見解を示した。
posted by マリンちゃん at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゆとり教育全般
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