京都の全小中学で学力テスト実施

Kyoto Shimbun 2007年4月24日(火)
教育現場「授業にどう反映」と
 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が24日、京都府内の国公立の全小中学校などで実施された。教育現場からは、特に応用力をみる各教科の問題Bの内容を「授業にどう反映させていくかが課題」との声が聞かれた。国は9月をめどに都道府県別正答率などのデータを公表するが、「学校の序列化につながらないよう慎重に扱うべき」といった指摘も相次いだ。

 3年生72人が参加した中京中(京都市中京区)で終了後、女子生徒は「問題Bが難しくて塾の模試みたい。全国的にやるなら自分の位置を知りたい」と話し、男子生徒も「問題Bは文章で書く必要があり、難しかった」と話した。

 京都市教委は「問題Bは付け焼き刃的な対策では無理。おのずと日々の指導法の転換を余儀なくされる」(指導部)と話すが、府内の中学校長は「日ごろ、中間層の生徒に合わせて組み立てる授業レベルよりもかなり高い。どう指導に反映させるかが課題」と漏らす。

 国の公表以外に、市町村や学校が学校別のデータなどを公表することも可能だが、京都市内の中学校長は「学校の学力実態をつかむことは教師間でタブー視されていた。学力テストは意義がある」と評価しながら、「学校の序列化につながるような公表は絶対に避けるべき」と話した。府内の小学校長も「家庭環境と学力との相関関係が指摘されている中で、学校の序列化につながる公表は地域格差を助長しかねない。学校別データの公表は控えるべきだ」と求めた。
posted by マリンちゃん at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゆとり教育全般
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